注目を集める④ ~ミステリートリガー~
注目を集める方法 第4弾
今回は、ミステリートリガーです。
これまでの記事については、
こちら
注目を集める④ ~ミステリートリガー~
ミステリートリガーとは?
「ミステリー」つまり「謎」を投げかける方法です。
未解決の謎には、
自然に注目を集める特性があります。
しかし、謎と言っても
何でもよいわけではなく、
くだらないと思われては、
注目を集められません。
そこで、重要な4つの要素があります。
・サスペンス
・感情移入
・予期せぬ展開
を説明していきます。
サスペンス
サスペンス映画によくあるような、
なにが起きるかわからない状況での
緊張感や不安感が注目を集めます。
感情移入
刻々と変化する物語には、
どんどん感情移入していきます。
予期せぬ展開
予測不能な展開というのは、
破壊トリガーの延長のようなもので、
予想するのが難しい状況が、
驚きや期待感を高めます。
クリフハンガー
テレビドラマの次回予告
「続きが気になる~」という作用です。
ツァイガルニク効果とも似ていますが、
新たな謎をにおわせて、
未完のまま物語は終了。
次回、その謎は(一部)解決されるが、
また新たな謎が・・・と続いていきます。
日常にあるミステリートリガー
心霊系の番組
なにかわからない物音で不安に駆られ、
確認しに行くも、そこにはなにもなく、
振り返るとそこには!
色々な感情を揺さぶる時間を作り、
感情移入を深く深くしていきます。
野球とかスポーツ番組
弱小チームが優勝するかも?
ヒットが出れば逆転なるか?
といった状況には、期待感が高まります。
また、
選手を応援したりするうちに、
感情移入も深くなっていきます。
最後に
メンタリズムパフォーマンスでも、
フォーク曲げが放送され始めたころ、
硬いフォークが曲がるという事自体、
予測不可能な展開です。
「えっ?」「なんで?」と
不思議さを演出することで、
感情移入を深くしていきます。
一部フォーク曲げの方法を公開しつつも、
先端曲げなどのやり方は詳細は明かさない。
というクリフハンガーも使われているようです。
今回は、参考にした本の他、
ほどほどの謎で面白いミステリー小説も紹介しておきます。