注目を集める⑦ ~フレーミングトリガー~
注目を集める
7つのトリガーの最後のひとつ
「フレーミングトリガー」
を紹介します。
これまでの記事は、こちら
注目を集める⑦ ~フレーミングトリガー~
フレーミングトリガーとは?
人は、それぞれが持つ
基準(フレーム)を通して
物事を見たりしています。
フレーミングトリガーは、
相手の判断基準に合わせた
ものの伝え方(適応)をしたり
その物や話題の重要性を
変化させる(議題設定)という
2つのアプローチ方法があります。
日常にあるフレーミングトリガー
商品販売
電気屋さんで、
コストと性能をある程度両立できている
パソコンを探している時に、
販売員が、新型で高性能な物を勧めてくると
「それじゃないんだよな」「予算がな」と
購入意欲がそがれてしまいます。
もしも、販売員が購入者の希望をくみ取り、
日常で使う分には困らないスペックで
そこそこの値段のパソコンを
2~3種類提示してくれた場合(適応)は、
その中から検討してもらえる
可能性が高くなります。
あるいは、
「商品が品薄で、今日決めてもらえるなら
少しお安くできます」という
希少性の原理を利用して重要性を高めたり、
2つの商品を比較しながら説明することで、
その商品に対する重要性を高める(議題設定)
という方法もあります。
最後に ~リフレーミング~
メンタリストやNLPの世界では、
「リフレーミング」という技術があります。
手術をすることで、
「60%の確率で助かります」
「40%の確率で死ぬ危険性があります」
どちらも同じことを言っているのですが、
助かると言われた方が、
望みがあるように思えるかと思います。
これは、
判断基準を変化させることで、
状況を受け入れさせたり、
行動を変化させるときに
用いられる方法になっています。