観察ポイント 自分なりのルール
観察というのは、
理論で知るよりも実践のほうが難しく、
見るべきポイントはわかっていても、
その場になると、
会話中に見られないなどの
状況に陥ることが多々あります。
そこで、重要なのが
「自分なりのルール」を作っておくことです。
観察ポイント 自分なりのルール
①観察ポイントを一つに絞って練習
多くの本を読んで、
いろいろな「しぐさ」「表情」などの
手がかりを知った人が陥りやすいのが、
一度の観察ですべてを把握しようとして、
性格の推論が上手くいかなくなる状況です。
まずは、一つずつでよいので、
今日は「笑顔の観察」
「パーソナルスペースの観察」
などその日の課題を決めて生活をすることです。
こうすることで、
集中的に取り組むことができるので、
着実に観察力を高めることに繋がっていきます。
②観察手順のルールを作る
一つ一つの観察に慣れてきたら、
自分なりにどこの部分から観察するかをルート化することで、
観察・推論を円滑にできるようになっていきます。
例えば、
表情の作り方や人との距離の取り方から、
外向的?内向的?かを判断します。
次に、服装や装飾品などパッと見えることろから、
人の目を気にする協調性のあるタイプなのか?
その人が周囲からどう見られたいのか?
更に、コミュニケーションをとる中で、
ちょっとした癖や話題を振ったときの反応から
どんなことに興味があるのか?
どんな仕事をしている可能性があるのか?
といったように、
観察・推測の手順をあらかじめルート化しておいて、
照らし合わせて考えるようにします。
③観察したことを振り返る
なんとなーく日々生活している人は、
振り返りの作業をすることで、
観察力を高めることができます。
観察する相手が、その日、
どこに誰といたのか?
どんな服装だったのか?色や~系ファッションなど
髪型は?
持ち物はどんなものを持っていた?
どんな様子、表情だったのか?など
わかる範囲で書き出していきます。
その書き出したことに対して、
性格傾向の分析をしていく作業です。
参考にしている本をみながらできるため、
じっくりと考えることができます。
そして、推測・分析があっているかどうか?
後日確認をとるようにすると、
精度も上がり、
その都度新しく分かったことを追記していけば、
振り返りのノートが
その人のプロファイルノートになります。
最後に
ここまでくると、
人には言えないレベルになってしまうかもしれませんが、
観察力を本気で高めようと思ったら、
ここまでやってみてください。
観察ルートの確立と
プロフィールノートの作成は本当におススメです。