信頼度を高めるちょっとした行動とは?
コミュニケーションの技術は多くの物が広まっていて、
信頼度を高める方法として、
「ミラーリング」と「ペーシング」はどの本にもよく書かれています。
これは、メンタリストもよく使う技術で、誘導や暗示とも関係があります。
今回は、これらについて調べておきます。
信頼度を高めるちょっとした行動とは?
「ミラーリング」
こんな話を聞いたことはあるでしょうか?
相手が腕を組んだら、こちらも腕を組む。
足を組んだら、足を組む。
自然と行動が似てくるのは、お互いを信頼している証拠。
その原理を利用したものが、ミラーリングの方法ですが、
大きな落とし穴があります。
それは、
相手が真似をしていると感じると、
不信感さえ募らせてしまうという事です。
これだけ広まった技術ですから、
相手に意識させてしまっては、それはもう失敗です。
あくまでも自然に
自分としても無意識に身体が動いちゃった
程度にとどまる必要があります。
他にも、
少しタイミングを遅らせてミラーリングをする
相手が特定の動きを見せたら、こちらは違う特定の動きをする
など相手に意識させにくくする方法もあります。
「ペーシング」
信頼度が高まると、話すスピードや呼吸のスピードまで同調してきます。
一緒に寝ていると、呼吸のペースが自然と一致するとこともあるんだとか?
それを利用した方法がペーシングという技術です。
まずは相手のペースに合わせながら、
徐々にこちらのペースに誘導していく方法です。
例えば、うちの娘相手の実体験ですが・・・
怒っているときは、呼吸が速くなり言う事を聞けなくなります。
そこで、初めは呼吸を合わせたり速いペースで話したりしますが、
徐々にペースを落としたり、
深呼吸をして呼吸を落ち着かせた動きを見せると、
相手もそのペースに同調・落ち着くことで、
こちらの話を聞けるようになることがあります。
ペーシングを行うと、「なんとなく気が合うかも?」
なんて印象を与えられる可能性も高まりますし、
誘導暗示が入りやすい印象もあります。
最後に
「ミラーリング」と「ペーシング」についてでしたが、
よくよく考えると、これも非言語なんですよね。
やはり、あまり普段意識しないところにこそ
価値があるんだと思います。
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