メンタリズムの考察

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誘導暗示 意外と見逃しがちな非言語の影響力

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メンタリストのパフォーマンスを見ていると、

こちらの意図した答えに誘導するための仕掛けが色々と見受けられます。

「こちらでもいいですし、こちらを取ってもらっても結構です」

といった言語的な暗示誘導はもちろんですが、

非言語的な暗示誘導の影響力が忘れられがちです。

今回は、非言語の利用方法や重要性にいてまとめていきます。

 

 

暗示誘導 意外と見逃しがちな非言語の影響力

暗示誘導

暗示誘導というと、何を思い浮かべますか?

人にいう事を聞かせる?催眠術?というイメージはあるかと思います。

定義としては、

言葉や非言語を使って、相手にイメージを想起させたり、

答えに導いたり、行動を促す1つの手段といったところでしょうか?

 

例えば、

「暑いですね」と言って(言語)

服をパタパタとしながら、ちらっと窓の方を見ると(非言語)

言われた相手は、誘導された結果、

「窓を開けましょうか?」と自然に聞いてくるはずです。

これは、有名な例ですね。

 

他にも、

相手からYesをもらいたい時に、首を縦に振りながら質問すると、

その動きに同調するとともに、頭の中には「Yes」が想起され、

相手からすると断りにくくなります。

 

暗示誘導と非言語

非言語と言っても、上記のように、

暗示誘導には色々なものが組み込むことができます。

前出の例では、「視線」「ジェスチャーが重要なポイントでしたが、

他にも、「色」「物の質感」といったものも、

何か物事を選択する際に、大きな影響を及ぼしています。

 

「視線」は相手に何を見てほしいかの手がかりになります。

 ※ミスディレクションでも活用されています。

 

ジェスチャーは、ハートなどの形を手で描くことでイメージさせたり、

こちらのイメージを相手に伝えやすくするために使われます。

 

「色」は、発色がいいと目立ちますし、

同系色の中に紛れて、はっきりと違う色があると、嫌でも目が行くはずです。

 

「物の質感」は、より質感の良いものの方が好まれます。

また、持った時に軽いか重いかで、

その持っている物の価値が変わってくるという研究まであるそうです。

重ければ、それだけ重要だと感じるそうです。

 

最後に

こういったものが、メンタリズムパフォーマンスの中では

ふんだんに用いられているので、

動画などで注意してみると面白いかもしれません。