あなたの勉強法は間違ってない? 記憶の定着の秘密
あなたの勉強法は間違ってない? 記憶の定着の秘密
「勉強」と言えば、学校での授業を思い浮かべるでしょうが、
仕事をしていくうえでも同じです。
生涯学習というやつですね。
でも、自分の勉強の仕方が正しいのか、
模索したり、疑問に思ったことはありませんか?
今回の記事がその一助になればと思います。
一夜漬けの危険
学生のころ一夜漬けをした方も多いのではないでしょうか?
例え、その場をしのぐことはできても、すぐに忘れてしまいますよね?
さらに、眠気がおそってきて、ボーっとした状態で試験に挑む事に・・・。
こうなってしまうのは、なぜなのでしょうか?
記憶と睡眠
記憶の定着には睡眠が不可欠とされています。
睡眠は、起きている間に学習したことを再生・整理するという重要な作業です。
また、注意すべき点もあります。
中途半端に思い出して、新しいことを学び、睡眠をとってしまうと、
中途半端に思い出したことは、定着しにくくなります。
認知力の低下を招く
睡眠不足は、認知・思考力の低下を招きます。
この状態では、新しいことを学ぼうにも想起しようにも、
難しくなってしまいます。
睡眠不足がいかに危険かがわかりますね。
記憶の定着を促進する
アウトプットの方法
記憶の定着には「インプット」と「アウトプット」が必要です。
「インプット」は情報収集・理解など
「アウトプット」は想起・表出・実践など
本を読んだり、ブログを読んだりしてインプットしていても、
しっかりとアウトプットしている方は少ないんじゃないでしょうか?
実践による記憶の定着
いくら頭で分かっていても、
実践しなくては、すぐ思い出せないし、応用が利きません。
数学で言うなら、「公式がわかっても、どの場面で使うかわからない」状態です。
学んだことを実践、さらに、反復することで、より記憶が定着していきます。
記憶と忘却の関係については、
無関係な単語の羅列を覚えた場合、
2時間~1日でほとんど忘れてしまうことを示しています。
定期的に復習することで、忘れる量も少なくなっていきます。
小テストの効果
ただ読んだりするのではなく必要なのは想起する(思い出す)作業です。
そのための一つの方法として、「小テスト」があります。
小テストは、思い出すための機会になりますし、復習にもなります。
注意すべきは、
わからなかった問題のみを復習するのではなく全体を復習することで、
よりしっかりと記憶の定着ができることがわかっています。
最後に
本を読むだけでは、わからないことは多いです。
実践・応用して何度もその技術や記憶を反復することで、
初めてスキルが身についたと言えるんだと思います。
今回参照したのは、こちらです。