注目を集める② ~破壊トリガー~
前回の記事に引き続き、
注目を集める7つのトリガーのうち、
「破壊トリガー」を紹介していきます。
前回の記事はこちら。
psychologicaleffect.hatenablog.com
注目を集める② ~破壊トリガー~
破壊トリガーとは?
注目を集めるために
破壊するのは、
人々の考え方、常識や固定観念です。
予想できる展開は、
注目を集める刺激にはなりません。
映画を見るときだって、
小説を読むときだって、
自分の予想を超える展開を
期待するのではないでしょうか?
また、常識を破壊するという事は、
悪い意味でも注目を集める点には、
注意する必要があります。
破壊トリガーを語るうえで
「3つのS」
・surprise 驚き
・simplicity 単純性
・significance 重要性
を把握する必要があります。
surprise 驚き
上述の常識を破壊したり、
予想を上回ることで、
即時的な注目を集めることができます。
サプライズで贈り物をするというのも、
皆さんがよくやる手ですね。
simplicity 単純性
あまりに情報がたくさんあり過ぎると、
何に注目していいのかわからなくなります。
伝えることが単純であるほど、
相手に注目され、理解もされやすいです。
significance 意義(著書では重要性)
常識を破壊するとはいっても、
「あの人常識ないよねー」
で終わっては意義がありません。
固定観念を覆して。かつ、
相手にとって意味のあるものにという事です。
上述のサプライズプレゼントも、
事前に何気なく探りを入れていたものを送るのか?
それとも、びっくり箱を渡すのか?
極端な例ですが、雲泥の差があります。
日常にある破壊トリガー
今の世の中で普及しているものは、
新機能搭載
驚きの高性能
などを謳っているものが多いです。
他にも、
テレビ番組はTV・DVDで見るもの
→インターネットTV・ビデオの普及
普通フォークは曲げられない
→メンタリストDaiGo氏は手をかざすだけで曲がる
単純性に関連して、
仕事のことで指導するとき、
あれもこれもと伝えすぎて、
相手が理解できなくなってしまう場面。
よくあるかと思います。
こういう時こそ、伝える側の心構えを、
「伝えられる事は一つだけ」と決めて
最低限やってほしいことに注意を向けてもらう
という配慮が必要です。
最後に
注目を集めるトリガー2つ目の紹介でした。
即時的に注目を集めるところから、
単純明解で分かりやすく、
相手にとって意義のあることにすることで、
短期的な注目を集めることができます。