メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

性格は変わるものなのか?~自由特性について~

人の性格特性を研究する分野に

『パーソナリティ心理学』があります。

人の性格をタイプ分類したり、

人の性格は一貫しているのか?

変えることはできるのか?

などなど...

今回は、その中でも

人の性格は変えられる部分があるという

『自由特性』についてです。

 

 

性格は変わるものなのか?~自由特性について~

心理学の世界で影響力のあるBIG5テスト

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現代の心理学の分野では、

正確性の高い性格分類として

『BIG5テスト』があります。

・外向性

・情緒安定性

・開放性

・協調性

・誠実性

の5つの尺度から

その性格傾向が把握できるというものです。

心理テストなどのタイプ分類とは違い、

極端な値にならない「両向性」になる場合もあります。

 

BIG5についてメンタリストDaiGo氏が

リーディングセミナーで紹介していた内容はこちらへ

psychologicaleffect.hatenablog.com

 

『自由特性』について

人の性格は一貫しているかというと、

他人をパッと見ただけではわかりませんが、

自分のことを考えてみると、

「一貫しているわけじゃなさそうだ」と思うかもしれません。

・外向的にふるまっているけど、本当はあまり人と関わりたくない

・真面目で勉強にも一生懸命だけど、ハメを外すことがある

・環境が変わるのは苦手だが、違う仕事もしてみたい

このように、

変化するパーソナリティの一面を

ブライアン・R・リトル氏は

『自由特性』と表現しています。

 

この『自由特性』は、

自分の目的に応じて、

別人を演じ分けることができるという

いわば、『ペルソナ=仮面』と捉えられます。

なぜ、このような演じ分けをするかというと、

「プロ意識」と「他者を想う愛」

が大きな理由とされています。

仕事の時とプライベートの時は態度が違いますか?

相手に応じて、態度を使い分けることがありますか?

これを考えるだけでも、

別人を演じ分けて生活していることがわかるはずです。

 

そのため、性格を把握するためには、

・普段からとっている行動は?

・違う行動をとったときに、どんな環境下におかれているのか?

といったことを考察・推測しなければなりません。

また、

「自分で自分がわからない」という人もいますが、

これも自由特性がある故に起こる心理状態かもしれません。

 

最後に

自由特性により、抑圧した自分

そのデメリットはなにか?

そこから救われる方法はあるのか?

次回の記事に続きます!

 

参考文献