メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

瞑想で観察力を高める練習になるのか?

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瞑想を継続的に行うことで、

前頭葉が強化され、

集中力や判断力、発想力など

様々な高めることができるとされています。

今回は、観察力とも関係のありそうな

『レーズンを使った瞑想』

について取り上げていきます。

 

 

瞑想で観察力を高める練習になるのか? 

レーズンを使った瞑想

必要なものは、

レーズンと静かな環境だけです。

 

『手順』 

レーズンを一つ手の平に持ち、

しっかりと意識して、観察していきます。

まず

【視覚】

色は?光の当たり方は?

形はどんなもの?しわはどう走っている?

質感は?

などつぶさに見たままを観察していきます。

【体性感覚】

次は、指でつまみ感触を確かめていきます。

弾力や質感、温度などはどうでしょうか?

【嗅覚】

次は鼻に近づけ、香りをかぎます。

甘い感じ?すっぱそうな感じ?

【味覚・体性感覚・聴覚】

 口の中に入れて、

味はどうだろうか?

噛んだ時の感触や音は?

 

この過程を10分程度で行います。

途中、

観察したこととは関係のないことが

頭に浮かんで来ると思いますが、

「こんな雑念が浮かんでいる」と気づき、

観察に戻っていきましょう。

 

応用

紹介されるものは、

レーズンが代表的ですが、

それ以外でも応用可能です。

ポイントは、

・観察により、様々な感覚に集中すること

・雑念が起きた時に、注意を戻すこと

の2点です。

 

食べ物でない場合、

味覚は除外されますが、

自分の持っている物

パソコンやスマホ

ボールペンなどを使ってみる

という方法も良いと思います。

 

瞑想で観察力を高められるのか?

観察を行う上で、

観察対象へ注意を向けたり、

集中を持続し続ける必要があります。

この基礎能力を高める効果は期待できます。

また、

何を観察するべきか?

【視覚】見た感じはどうか?

【体性感覚】感触、質感はどうか?

【嗅覚】匂いはどうか?

【聴覚】どんな音がするのか?

【味覚】どんな味がするのか?

それぞれに注意を向けることになるため、

物事を観察する練習になるのではないでしょうか?

日常には、それぞれ応用は必要ですが、

意識して観察する機会は増えるはずです。