メンタリズムの考察

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目線に関連する心理

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コミュニケーションを取る際に、

「目線」というものにどれだけ意識しているでしょうか?

じっと目を合わせるのは恥ずかしくてできない

目線を下にして話してしまう

なんてありがちな話でしょうか?

今回は、「目線」に関連する心理を調べていきます。

 

 

目線に関連する心理

目を合わせることに対する恐怖・羞恥

目は「ココロの窓」と表現されることもありますが、

目を合わせられない要因としては、

「心が覗かれるのではないか?」

という恐怖や羞恥心が一因であると思われます。

これが原因でコミュニケーションがうまく取れない場合もあります。

目線を下に向けて話せば、自信がないように見えますし

目線をきょろきょろさせると、

集中していないと思われて相手をイライラさせたり・・・

 

日本の文化的に「目を見て話しなさい」と言われますが、

聞くときの方がより自然に相手の目を見ることができますし、

自分が話しているときも、

不自然に見つめないように強調したいポイントで目線を合わせたり

という工夫をすれば、

ずっと目を見て話すストレスからは逃れられそうです。

 

目線で相手の視線をコントロールできる!

集団心理とも関係しますが、

道行く人たちが何人か立ち止まり、空を見上げると、

他の人たちも空を見て「なにか」を探します。

これからわかるのは、

「相手に注意してほしいものに自分の視線を向けるべし」

ということです。

マジックでもこの原理は多数利用されており、

ミスディレクションという技術もこの応用です。

 

嘘をつきは目線を逸らすという一般常識は当てにならない!?

一般的に、

「やましいことがあると、目線をじっと合わせることができない」

と言われています。

しかし、嘘つき(詐欺師)はそんなことは承知なので、

自信があると思わせるために目線をしっかりと合わせてきます。

また、女性もウソをついたとき、

相手にウソがばれていないかを確かめるかのように、

しっかりと相手の目を見ていることがわかっています。

 

つまり、目線の動きだけで嘘つきかどうかを判断するのは難しそうです。

 

最後に

目線に関する心理ということで書いていきました。

こういった非言語の一つ一つにフォーカスしながら

意識的にコミュニケーションを行うと、

円滑にコミュニケーションを行う方法が見えてくるかもしれませんね。