メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

メンタリズムにおけるパフォーマンス

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メンタリストの歴史の中で、

相手の信頼を得るために

様々なパフォーマンスが使われてきました。

 

 

メンタリズムにおけるパフォーマンス

なぜパフォーマンスを使うのか?

目で見てわかるパフォーマンスを用いて、

常人にはできない奇跡を起こすことで、

「この人はすごい人だ!」

「不思議な人だ」と印象付け、

権威性を利用するために用いられます。

 

やっていることはマジックと混同されがちですが、

マジックは一種のアートであり、

タネがあることを観客はわかっている前提で話が進みます。

しかし、

メンタリズムパフォーマンスにおいては、

マジックと同じ原理を用いていたとしても、

超能力です、神秘の力ですと

人知を超えた力が働いていると表現します。

 

どんな超常現象があるのか?

出現と消失、物質変換

これは、クロースアップマジックに通じるもので、

コインマジックなどにその基礎があります。

昔でいえば、

サイババが聖なる灰(ビブーティ)を手から出したりしたのが、

これにあたります。

 

念動力

念じる力だけで物質を動かすという表現です。

ユリゲラーのスプーン曲げが先駆けで、

メンタリストDaiGo氏がフォーク曲げをしたことで

一躍有名になりました。

 

破壊と再生

壊したものを元通りに復元したりというのは、

マジシャンぽさが出てしまいますが、

手の脈を止め、

自分が死んだように思わせて復活する

といった表現方法もあります。

 

未来の予言

占い師や予言の書など

曖昧性を利用したもので、

受け取る側によって異なる解釈ができます。

しかし、これだけでは信憑性に乏しいため、

大衆に当てはまる事実や

違う相手に両極端の予言をするなど

当たっていると思わせる予言を作ることもしています。

 

透視

マジシャンがやると、トランプを使って、

一度確認したカードが裏返しになっている

というテクニックが、

ESPカードや封筒の中身を誰の持ち物か当てる

といった透視の表現に応用できます。

 

最後に

メンタリストのパフォーマンスに関しては、

マジックやメンタルマジックを応用したものが多いです。

しかし、

メンタリストが人から信頼を得るためにしていることは、

パフォーマンスだけではありません。

むしろ入り口に過ぎないのです!