たとえ話で伝わりやすく!
言いたいことが思ったように伝わらない。
それは「理想の人」を想像したときに
同じ人を想像することがほとんどないように
人それぞれが異なるイメージを持っているからです。
そのイメージを限定的にすることで、
具体的なイメージを連想させる方法の一つが
「たとえ話」です。
たとえ話で伝わりやすく!
たとえ話の効果
まず初めに、
「紅葉」といっても、様々な表情を見せる。
・たきぎの炎のような紅葉
・赤いちゃんちゃんこのような紅葉
・子供の掌のような小さな紅葉
たとえ話を持ち出すことで、
相手の想像力を掻き立て、
具体的なイメージが伝わりやすくなります。
これは、見たものだけでなく、
感情についても同じことが言えます。
「うれしい」という感情にも度合いがある。
・あるのを忘れていたお金が見つかったときのようにうれしい
・好きな人に会えた時のようにうれしい
・外に出たとたん、雨降りがやんだ時のようにうれしい
そして、
わかりにくい表現だったとしても、
○○ってどういうこと?と聞くきっかけにもなり、
話題に広がりが生まれます。
簡単に使えるたとえ話
自分の得意分野を利用する
パソコンが得意であれば、
・作業中にパソコンがフリーズしてしまった時のような絶望感
・デスクトップアイコンのように整理された部屋
・いくつものウィンドウを並べて作業をするような忙しさ
・新しいPCの処理速度を体感した時のような快感
など
自分の得意分野に当てはめて、
表現するという方法があります。
もう一つが、
相手の好きなことを分析して利用するという方法で、
相手が野球好きであれば、
・逆転満塁ホームランで勝った時のようなうれしさ
・イチローのようなストイックさ
など相手の好みに応じて、
たとえ話を変化させていきます。
これを使うには、
相手が何を好きなのか下調べが重要です。
最後に
たとえ話を作ろうとするだけでも、
普段使っていない脳の想像力を賦活することができます。
下記の本は、
そんなたとえ話について書かれた、
ギャグテイストのある参考書です。
prime readingで無料なので、
気になる方は、一読してみては?