久しぶりに観察シリーズの話題に戻して、
ここでは、
元々その人がとる姿勢
姿勢の変化が何を意味するのか?
ということを掘り下げていきます。
観察ポイント 姿勢
元々の姿勢
観察段階でわかることは、
立っている姿勢や座っている姿勢が
強い猫背か?
軽い猫背か?
背筋が伸びているか?
ということです。
ここに年代をプラスして考えると、
強い猫背の人
特に高齢な方が多く、若いころから、
屈んで行う作業(畑・庭など)をしていることが多いです。
軽い猫背の人
今では若い人でもスマホを使う姿勢が悪かったり、
パソコン作業などのデスクワークによって、
軽く曲がっている傾向があります。
こういった猫背の人は、
腰や肩のあたりに痛みや違和感を感じることが多く、
健康に気をつけなきゃと思っているものの、
運動習慣がなかったりする場合が多いです。
背筋が伸びている人
全身を動かすような運動習慣があり、
周囲をよく観察できるため、立ち振る舞いも上手です。
ポジティブな感情が湧き上がりやすい傾向があります。
姿勢の変化について
背もたれにもたれかかる⇔前かがみになる
背もたれにもたれかかることが意味するのは、
リラックス・安心・興味がない・距離を置きたい
などが挙げられます。
逆に、前かがみになることは、
相手の出方に対応しようとしている・興味がある
ということを意味します。
左右に揺れる
左右に揺れるということは、
外見上も落ち着きないように見えますが、
その場における動揺・緊張を表しています。
居心地が悪いと揺れが大きくなります。
腕を組む
よくガードポジションなんて言われますが、
初めから腕を組んでいる場合は寒いから
という場合もあるので、安易に考えるのは注意が必要です。
会話中に突然腕を組むなどの変化が見られた場合は、
その話題に対して「防衛的」「回避的」
つまり、あまり楽しい話題ではないと感じている可能性があります。
こういった姿勢の変化について重要なことは、
会話の文脈から、どのように姿勢が変化するのか?
を見極めることが重要になってきます。
最後に
姿勢の観察は性格の推測というよりは、
生活歴の推測や
現状何を感じているか?の推測に使えるものです。