メンタリズムの考察

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勘違いしやすい男、何の気なしに近寄る女性

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男女の心模様 第12弾

パーソナルスペースの違いが生む

男女の心の動きについてです。

 

 

勘違いしやすい男、何の気なしに近寄る女性

男性は楕円形のパーソナルスペース

人との距離のことで話すと出てくる

「パーソナルスペース」というキーワード

簡単に紹介すると、

・密接距離  ~45㎝

・個体距離  45㎝~1.2m

・社会距離 1.2m~3.5m

・公衆距離  3.5m~

というものです。

 

男性は、前後に広く、横に短い

楕円形になります。

つまり、男性は対人的な距離において、

相手が正面にいるときよりも

横にいるときのほうが

「近い!」と感じるということです。

 

だから、女性が何気なく横に近づくと、

男性の親密距離に入り込むことになるため、

「あれ?近いな?」

「相手も好いてくれてるのかな?」

「いやいや、そんなはずはない」と思いながらも、

相手を意識・勘違いが進んでいくことになります。

 

女性は円形のパーソナルスペース

女性のパーソナルスペースは円形のため、

男性よりも横への意識は少なくなっています。

また、

親密距離に入ることにも抵抗が少ないようで、

手をつなぐなどのボディタッチも

ちょっと気の許せる人であれば、

意識しなくても自然に行えてしまいます。

 

ここが勘違いを起こした男性にとって落とし穴で、

男性がいざ行動を起こしてみると、

女性からは、

「え?別に意識してたわけじゃないんだけど・・・」

「友達なら手つないだりするよ?」

と言われ、

勘違いしていたことを思い知らされることになります。

 

男女別アプローチ法

親密距離まで自然に入り込めれば、

「認知的不協和の解消」を利用して、

相手との親密度をアップすることも可能です。

ここでポイントなのが、

男女でパーソナルスペースの形が違うということ。

 

女性が男性の親密距離に入り込もうと思ったら、

横からがベストです。

居酒屋やバーなど自然に横になれる環境で過ごせば、

親密度が上がるかもしれません。

 

男性は相手との距離が近いと感じても、

他の人にも同じようにしている可能性があるため、

冷静でいる必要があります。

親密距離にこちらから入ったときに、

相手がどういう行動をとるか?を判断基準にします。

・相手からも寄ってくる⇒嫌がられてはいないです

・そのままでいる⇒嫌いではない~何も意識していない

・距離をとる⇒避けたい

と思っている可能性があります。

 

最後に

人との距離の取り方は、

異性間でも重要な意味を持ちますが、

ビジネスにおける信頼関係の指標にもなります。