メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

霊能力者はコールドリーダー?

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超常現象特番や

「奇跡体験アンビリバボー」などで時々出てくる

海外の霊能力者たち。

日本になると

「いたこ」と呼ばれることもありますが、

彼・彼女らもメンタリストです。

 

 

霊能力者はコールドリーダー?

霊能力者のパフォーマンス

「降霊術」や「霊視」などがありますが、

「降霊術」では、

特定の霊(家族と関係のある人)が

自分に憑りついたように演出

怒りや悲しみなど感情を伝えたり、

ネガティブな感情を伝える意味でも

薄暗い中で物音を立てるといったことが

参加者の恐怖心をあおり、

信憑性を高めることに一役買っています。

 

「霊視」では、

霊の力を借りて、病気を見つけたり、

行方不明者の居場所を探したりするために、

「普通なら見えないものが見える性質」

という演出がされます。

 

今年で言えば、日本のテレビでも

「ローラ・リン・ジャクソン」が来日して、

芸能人の今後を予言したり、

過去を霊視したりする場面が放送されていました。

 

海外では実在の霊能者をモデルにしたドラマ

「ミディアム」というものもあります。

 

霊能力者のスキル

いわば、メンタリストのスキルなんですが、

ホットリーディング

コールドリーディング

が2本柱になっていることは間違いありません。

 

ホットリーディング

事前に情報収集していたものを

あたかも霊に聞いたかのように演出します。

はっきりとなんでもかんでも言ってしまうと、

信憑性が下がってしまうので、

相手が自分の事と関連付けるために必要な

曖昧さが重要になってきます。

 

コールドリーディング

その場で観察したことから導き出した推論

霊に聞いたように演出

「~と言っているんですが、何か心当たりはありますか?」

「断片的にしか聞き取れませんが・・・」

 

逃げ道がある言い方

「霊との交信はその日の状態によって~」

「今の事ではないかもしれません」

「あなたは気づいていないかもしれませんが」

など

もし霊視に失敗しても、

「霊のせい」あるいは、「受け取りてのせい」

というように責任転嫁できる言い方をします。

 

最後に

日本での「霊能力者」というと

うさん臭さが何十倍にも増してしまいますが、

そのリーディングスキルは

学ぶべきものもありそうです。