目線を操るメンタリズム
目線を合わせることで、
相手に認知的負荷を高めることができると
前回の記事で紹介しました。
psychologicaleffect.hatenablog.com
視線については、以前にも
psychologicaleffect.hatenablog.com
で扱ってきましたが、
今回は、
メンタリズム技法
「混乱法」と「ミスディレクション」
について紹介していきます。
目線を操るメンタリズム
「混乱法」
メンタリズムの世界で使われている。
相手を混乱させ、
単純な思考に導きやすくする
「混乱法」というものがあります。
まずは、
目線を合わせ続けることの大変さを
実感してみましょう。
例えば、
友人や家族とでもいいので、
目線を合わせ続けてみてください。
2~3秒程度なら楽にできると思いますが、
それが5~10秒続けると、どうでしょうか?
これが、あまり知らない人だとしたら?
もっとストレスがかかると思いませんか?
メンタリズムパフォーマンスでは、
じっと相手を見ることで、
「この人はなにを考えているんだろう?」
「考えが読まれそう」
「わかるはずがない」
など色々な思考が巡り、
さらに立て続けに色々と話をされることで、
混乱していきます。
「混乱法」には、
ストレスを与えて混乱している間に、
暗示したことに導かれやすくなる
という働きがあります。
「ミスディレクション」
マジック・メンタリズムの世界では、
相手に見てほしい部分には、
自分から注目し、
自分にとって見てほしくない部分は、
視線で追わないようにする。
という基本があります。
ミスディレクションに関しては、
説明するのは簡単ですが、
実際に見てもらうった方がいいとおもいます。
3:18頃からパフォーマンス動画
ミスディレクションについても
以前記事を書いていますので、
こちらもどうぞ。
psychologicaleffect.hatenablog.com
最後に
メンタリズムに関係する
目線を使った
「混乱法」や「ミスディレクション」
を紹介しました。
あまり目線に意識しないという人も、
こんな技術がありますので、
興味を持ってもらえたらと思います。