メンタリズムの考察

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マインドフルネス ~手動瞑想の方法~

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マインドフルネスについての連続記事も3回目になりました。

呼吸瞑想以外にも、様々な瞑想方法があることがわかりますね。

今回は、プラユキ・ナラテボー師のお寺でもよく実践されている、

手動瞑想について解説していきます。

漢字のごとく、手を動かしていく瞑想法であり、

手をリズミカルに動かす事で、気づきを得ていく方法です。

前回紹介した歩行瞑想と同じく比較的新しい瞑想法です。

 

手動瞑想

www.youtube.com

1.姿勢を正す

座禅でも椅子に座っても良いです。

身体はリラックスした状態で、両手を膝の上に置きます。

この瞑想の特徴は、「目を開けてても大丈夫」ということです。

こうすることで、視覚的にも気づきやすい状態を作っています。

 

2.手を動かしていく

まずは、手を動かす順番を覚えるために練習が必要です。

動画の4:40あたりからです。

  • 右 手を立てる→肘を曲げる→手をお腹に
  • 左 手を立てる→肘を曲げる→手をお腹に
  • 右 手を胸に →外側に開く→膝に手を立てる→膝に手を置く
  • 左 手を胸に →外側に開く→膝に手を立てる→膝に手を置く

という手順を繰り返し行っていきます。

途中で手順を間違えたり、飛ばしてしまう事があっても大丈夫。

徐々に慣れれば、言語化せずにできる様になっていきます。

リズミカルに、一つ一つの動きを止めて、

「パッ、パッ、パッ」と手の位置に気づいていきます

 

3.どんな思考が起きてもOK

今までの瞑想の解説でもありましたが、

どんな思考や感情が起こっても、「こんな事考えているんだ」と受け入れます

「こんな事考えちゃ駄目だ」なんて否定する必要はありません。

 

体験してみて

普段の生活に無い動きのため、手順を覚えるのに反復は必要です。

しかし、呼吸瞑想とは違い、視覚的に気づきが得られやすいこと、

それによって、雑念も起きにくい印象がありました。

これまで3種類の瞑想方法を紹介しましたが、

人それぞれ、やりやすさは違うと思いますので、試してみる事が重要だと感じました。

 

最後に、瞑想というと、宗教やスピリチュアルなものと思われがちですが、

脳の力を最大限に引き出し、人の心を豊かにする方法ではないかと思う。

そのためにも、意識を集中するというよりは、『気づいて、受け入れる

まずはこれが大事だということを学びました。

 

より詳しく知りたい方は

こちらも参照してください。

脳と瞑想

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