マインドフルネス ~呼吸瞑想の方法~
皆さんは、マインドフルネスという言葉を聞いた事がありますか?
NHKで取り上げられ、メンタリストのDaiGoさんも企業研修で教えることもある、
瞑想です。
最近でも、企業で取り入れるところがあったり、
ヨガ教室で教えているところもあるなど、注目されています。
昨今、脳活動を活発にする、前頭葉が鍛えられるなどの効果研究がされており、
科学的な根拠が続々と増えています。
先日、プラユキ・ナラテボーさんの講義・瞑想会に参加してきました。
などの著書があり、瞑想を日本に広める活動を行っています。
今回は瞑想会のときに体験した『呼吸瞑想』についてまとめていきます。
プラユキ師の教える呼吸瞑想
①姿勢を正す
座禅でも、椅子に座っていても大丈夫でした。
手の位置は、膝の上なのですが、「大事なのはオープンハート」で、
自分の身体を縮こまらせず、手のひらを上にしたり、環境に対して開いていきます。
②普段の呼吸をする
今回の瞑想会では「呼吸の速度や回数は意識しなくても大丈夫」ということで、
普段どおりの呼吸をします。「あるがまま」で良いそうです。
ここが、今までの紹介していたところと違うところで、
呼吸をコントロールすることが瞑想では大事と思われており、
ヨガでは「呼吸を~秒止めて」であったり、
メンタリストDaiGoさんは「呼吸は5秒吸って、5秒吐くようにゆっくり」
と紹介していました。
実際には、呼吸に集中しすぎることなく、「あるがままを受容する事が大事」です。
③呼吸を感じる
鼻から「出る息や、入る息」に注意を向ける。
鼻以外でもお腹や胸など呼吸を感じられる場所に意識を向けます。
「この感覚は、過去のものでもなく、未来のものでもなく、今のもの」
今あることにしっかりと注意を向けてあげましょう。
④どんな思考が起きてもOK
呼吸に意識を向けていると、様々な思考が出てくる事があります。
そんな時、ついつい「無心にならなければ」「またこんなこと考えてしまった」
と思ってしまいますよね。
プラユキ氏は「思考が出てくる事は、悪い事ではない」と仰っていました。
「あ、こんなこと考えてるな、OK」と気づいて、また呼吸に意識を戻してあげます。
体験してみて感想
瞑想会1時間の中で『手動瞑想』『呼吸瞑想』『歩行瞑想』を体験しました。
今まで、瞑想は独学でやっていましたが、プラユキ氏のナビのお陰もあって、
思っていたよりも瞑想中に思考が飛んでいる事に気づかされました。
「瞑想もサーフィンのようにだんだん波に乗る感覚がわかってくる」
と仰っていましたが、そのためにはあらゆる活動を漫然とこなすのではなく、
ちょっと時間があれば「今ここの感覚」に意識を向ける事が
大事なのではないかと思いました。
痛みを軽減した状態で瞑想をすれば、苦痛につながらない可能性があり、
精神だけでなく身体的な医療分野での応用も出来るのではないかと思われます。
(この場合、対象者への導入が課題になりそうですね)
ともあれ、意志力や洞察力が向上する事は科学的根拠があるので、
皆さんも実践してみてはどうでしょうか?