ワーキングメモリーの機能を高める食事・睡眠・瞑想
前回はワーキングメモリーの概要についてでした。
続いては、
ワーキングメモリーの機能を高め、
効率的に仕事をこなしたり、
ちょっとした物忘れをなくしたりする手段について
まとめていきたいと思います。
ワーキングメモリーの機能を高める食事・睡眠・瞑想
食事
牛乳やチーズなどの乳製品、
牛肉やシカ肉などの赤身の肉には、
ワーキングメモリーの劣化を防ぐ
効果があるとされています。
他にも、
脳神経のネットワークづくりを活性化・再生する
フラボノイドが多く含まれた食品も必要です。
ベリー系やハイカカオチョコ、
ほうれん草、赤ワインなどがあります。
神経伝達を早めるオメガ3脂肪酸
クルミやえごま油等に含まれていますが、
サプリメント、あるいは、
マグロや鮭など動物性の脂肪分を
多く含んでいるものがより脳への効果が高いです。
睡眠
睡眠不足になると、
前頭葉の機能不全が起こり、
酩酊状態=酔っぱらった状態
と同じような状態になります。
普通の睡眠時間の人であれば、
6時間以上の睡眠をとれるように配慮したいです。
日中にぼーっとしてしまう場合もあると思いますが、
お昼に15~30分程度の睡眠を挟む
パワーナップを行うことで、
夜2時間寝るのと同程度の休憩効果が得られることが
わかっています。
瞑想
瞑想にも前頭葉機能を高める効果があることがわかっています。
その方法は、簡単で
・姿勢を良くした状態で、リラックスして座る
・ゆっくり吸って、ゆっくり吐く
・鼻からの呼吸の出入りに意識を向ける
・何か考えが浮かんできても、ただ心の中で観察する
これを習慣的に実施していくことで、
ワーキングメモリーを鍛えていくことができます。
最後に
習慣的に前頭葉機能を鍛えていく方法でした。
次回は、
すぐに使える・その場で使える
ワーキングメモリーの開放についてです。