メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

仕事中の物忘れはワーキングメモリーが影響?

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普段仕事をしていて、

「あれこれやらないと」と考えているうちに、

今、自分がやるべきことを忘れてしまった。

こんな経験のある方は多いと思います。

これには、脳の機能

『ワーキングメモリーが密接にかかわっています。

 

 

仕事中の物忘れはワーキングメモリーが影響?

ワーキングメモリーとは?

自分が何か作業をしている時、

玄関の呼び鈴が鳴り、一通り対応した後でも、

どこまでをやっていたかを覚えていて、

また元の作業に戻ることができる。

これがワーキングメモリーの働きです。

 

マルチタスクという言葉がありますが、

あれやって、これやってと

同時に進めることができるのも

ワーキングメモリーのおかげです。

 

ただし、ワーキングメモリーには限界があり、

パンクすると、

初めに書いたような「やるべきことを忘れる」

ちょっとした変化に注意が向かず「ミスが増える」

色々考えて「作業効率が低下する」

などの悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

仕事とワーキングメモリー

「記憶力良いよね」と言われたとして、

それには2つ解釈ができます。

1つが、

教科書にあるような知識を覚えていて、

長期記憶の機能を褒められている場合。

2つ目に、

仕事上の頼まれごとをきちんと覚えていたり、

やるべきことを順序付けて確実にこなすなど

ワーキングメモリーの機能が褒められている場合。

どちらも重要なことですが、

仕事上でより評価される重要な機能は

ワーキングメモリーです。

 

長期記憶とワーキングメモリー

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この2つの違いの分かりやすい例が、

長期記憶は、

色々な知識がファイリングされた「本棚」

ワーキングメモリーは、

頭の中の作業スペースで「机」

その机には、いくつか物が置いてあって、

今注意を向けているものにだけ照明が照らされている。

というものです。

 

最後に

今回は、

ワーキングメモリーの概要について

まとめておきました。

次回は、

ワーキングメモリーの鍛え方や回復方法など

関連した記事を書いていきます。