メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

価値観の共有

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人それぞれ異なる「価値観」

これをお互いはっきりとさせることで、

コミュニケーションを

円滑化できることがわかっています。

 

 

価値観の共有

「価値観」とは

「これは自分にとって価値がある(ない)」

を評価・判断する考え方。

人それぞれその基準は異なり、

価値観を共有できれば、

親密な関係になりやすく、

価値観が違えば、

違う道を辿ることが多くなります。

 

価値観を共有するためには

似たような価値観を持っている場合は、

お互いの考えを口に出すことで、

分かり合えることも増えていくでしょう。

ただし、価値観は千差万別

違った価値観を持っている人のほうが

多いとも言えます。

そこで、大事になってくるのは、

「相手の価値観を尊重する」ということです。

 

自分はこういう意見を持っているけど、

相手はこう考えているんだ

と相手の考えを認めてあげる事が、

コミュニケーションを円滑にするための

1つのポイントとなります。

 

アーサー・アーロン博士の36の質問

一時期有名になった

アーサー・アーロン博士の36の質問は、

価値観共有のエクササイズと言っても過言ではありません。

3部構成で徐々に質問の内容が深くなり、

4分間2人で見つめあうだけで、

より深いパートナーシップを作れるというものです。

 

価値観を共有することの意味

こうしたエクササイズを経て

価値観を共有することはどんな意味があるのでしょうか?

普段、生活をしていて、

相手の抱く「価値観」を気にして

コミュニケーションをとることはほとんどありません。

ましてや、

その「価値観」を話題に取り上げることは皆無です。

 

「価値観」というのは、

よりプライベートな話題で、

自分の大切な部分・弱い部分であるといえます。

こういった「価値観」をお互いに共有することで、

認知的不協和の解消も手伝って、

相手に対する信頼が芽生え、

良好なパートナーシップを構築することができます。

 

最後に

お互いに口に出してみるまでは

どんな「価値観」を抱いているかわかりません。

「意外と、こんなこと思ってたんだ!」

と相手の新しい部分の発見にも繋がります。

親密になりたい!という人とは、

お互いの「価値観」を知り、

尊重できるようにしていくことが重要です!