メンタリズムの考察

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『女性脳の特性と行動』にみる女性のライフサイクル②

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前回の記事に引き続き、

女性のライフサイクルについてです。

後半は、出産以降の話になってきます。

psychologicaleffect.hatenablog.com

 

 

『女性脳の特性と行動』にみる女性のライフサイクル②

出産~授乳

妊娠すると、キャリアへの関心は薄れ、

自分と子どもの状態について

主な関心になります。

また、ほかの子の赤ちゃんと触れ合うだけでも、

それまで子どもにほとんど関心のなかった人が、

赤ちゃんの感触と匂いを恋しく思うようになります。

※赤ちゃんの頭から出るフェロモンに反応しているそうです。 

 

出産を経て、授乳を開始すると、

パートナーとの触れ合いよりも、

子どもとの触れ合いで満たされるようになります。

また、夜中でも鳴き声で起きるため、

少しでも眠りたいという気持ちになります。

 

育児

子供中心の生活となっていくにつれて、

パートナーに対して性的に求めることが少なくなります。

それよりも、

子どもの発達や教育について考えることが多くなります。

また、仕事復帰についても考えるようになり、

子育てと仕事の両立ができるのだろうか?

※子供が小さいうちは特に

不安を抱えやすい時期でもあります。

 

更年期

楽しいことは何もない思春期の再来と表現されています。

よく眠れなくなり、朝になると気分は最悪、

感情の起伏が激しくなり、

ちょっとしたことで泣き出しそうになる。

これに加えて、

老いてくることへの不安や

子どもからの自立による家庭内役割の変化など

変化の時期でもあります。

 

閉経後

 

更年期を過ぎ、心身ともに安定してくると、

新しいことにチャレンジする意欲が強くなったり、

自分のやりたかったことをやるようになります。

他人(旦那や子どもなど)の世話が

生活の中心だったのが一変し、

他人の人生よりも、

自分の人生を謳歌することに関心が向きます。

熟年離婚が多いのも、

この心理的な変化が大きな要因となっているようです。

 

最後に

前半後半と合わせて、

女性のライフサイクルの変遷についてでした。

年代や置かれる状況によって、

関心ごとが変わってくるので、

そこに理解を示してあげるのが大切ですね!

 

他にも詳しく体験談なども書かれているので、

気になる方は一読をお勧めします。