想像力でパフォーマンスアップ!
イメージトレーニングは以前から
スポーツで効果が認められています。
想像(イメージ)することは、
心の状態や体の状態に
大きく影響を及ぼしています。
自己啓発系でも多く扱われる分野ですが、
科学的根拠を探っていきます。
想像力でパフォーマンスアップ!
想像力は「言葉」→「視覚化」
想像力というのは、
頭の中の考え(言語)を視覚化する力とも言えます。
例えば、
「リンゴ」という単語だけでも
→丸くて赤い、上の部分にへたがあって・・・
→こんなの🍎となります。
そして、視覚化することによって、
脳にとっては疑似体験している状態になります。
この結果起こるのが、
心理状態や身体状況への影響です。
イメージによる心と体への影響
例えば、
スピーチを控えて緊張した自分
を想像するだけでも、
肩やこぶしにわずかながら
自然と力が入ってしまいます。
それと同時に、
必要ない考えに囚われてしまったり、
心拍数が速くなるなど
生理的変化を経験する人もいます。
逆に、
お風呂に入ってリラックスした自分
を想像するだけで、
肩の力がスッと抜ける経験をする人もいます。
そのほかにも、
研究で明らかになったものも紹介します。
イメトレの効果を調べる実験
新人警察官の射撃訓練に
「視覚化」を取り入れたグループと
「視覚化」を取り入れなかったグループとで
スコアを比較すると、
「視覚化」を取り入れたグループが命中率が高く、
スコアが平均32.86高かったという実験があります。(1995)
ほかにも、
クリーブランド・クリニック財団の研究で
ジムで筋トレを行った場合と
頭の中で仮想トレーニングを行った場合
ジム通いで筋力が30%向上
仮想トレーニングでも13.5%向上した。
実際のトレーニングほどではないですが、
仮想トレーニングにも効果があることが分かっています。
※筋の太さは変わりませんが、
一度に活性化させられる筋量が増えるようです。
ポイントは詳細なイメージ
頭にある言葉をしっかりと「視覚化」
あたかも目の前で起きている・体験しているかのように
五感を駆使して、
その場面や状況をありありと描き出すようにする
のがポイントです。
最後に
想像=視覚化によって、
自分への影響が少なくないことは
わかってもらえたかと思います。
自分を変えたいとき、
パフォーマンスを発揮したいとき、
自分の理想をイメージしてみましょう。