メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

「観察」と「錯覚」の切り離せない関係

「リアルな絵」の画像検索結果

錯覚や思い込みは

正常な「観察」を阻害する要因の一つです。

基本的に多くの情報があるこの時代

ほとんどが「見ている」だけで

「観ている」わけではないようです。

今回は、

そんな「観察」と「錯覚」の関係性

についてまとめていきます。

 

 

「観察」と「錯覚」の切り離せない関係

「見ているのか?」「観ているのか?」

普段から、しっかりと観ることは

できているんでしょうか?

 

今、見ないで思い出してほしいです。

自分の付けている腕時計や壁の時計が

どんな形、どんな色、どんな数字?

メーカー表記はどこ?

時計以外のメーターは?

 

思い出せましたか?

よほど時計好きでないと難しいと思います。

何気なく「見ている」だけでは、

「観ている」ことにはならないという事ですね。

 

「錯覚」の影響

いくら観ていても「観ているつもり」

になってしまう危険があります。

上の錯視アートのようなものもあれば、

ミスディレクションのように人の注意

に影響するものもあります。

 

人は注意を集中させると、

周囲のことが曖昧にしか捉えられなくなります。

これを認知心理学の用語で

「非注意性盲目」と言います。

ミスディレクションは視線や動きを使って、

相手の視線を「見てほしくない方」から逸らす方法です。

マジックはこれがふんだんに使われています。

有名な実験動画もあります。

www.youtube.com

 

認知バイアスの罠

じっくりと観察できたとしても、

「経験則」や「思い込み」で

いとも簡単に正確さを失ってしまいます。

 

そんな罠に陥らないように、

「ほんとうにそうなのか?」という

批判をする視点を持つこと。

 

他者の意見を聞いたり、

考え込むだけではなく、

事実確認をすることが大事です。

 

最後に

この記事の初めの画像覚えていますか?

影はどっちの方に伸びていましたか?

テーブルの上には、

ほかに何か乗っていましたか?

 

「観察」する習慣は

一朝一夕で付くものではありません。

普段からの積み重ねが大事ですね。