メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

「嘘」を見抜く

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「嘘を見抜く」

関心のある人は多いのではないかと思います。

嘘を見抜くことで、

自分への隠し事に気づいたり、

不利益を避けることができるはずと期待する人。

あるいは、

見抜かれないようにする方法は?

と考える人もいるかもしれません。

今回はそんな「嘘」にまつわる話しです。

 

 

「嘘」を見抜く

なぜ人は嘘をつくのか?

2013年ごろの研究によれば、

純粋無垢な子どもも2歳を過ぎるころから

嘘をつき始めることがわかっています。

 

そもそも、

なぜ子どもが嘘をつき始めるんでしょう?

その手本は、

親をはじめとした周りの環境です。

親と約束したのに、守られなかった

友達にウソをつかれて、それに気づいた

などの経験を積み重ねて成長していきます。

 

成長とともに、徐々に嘘も巧みなものになり、

罰を逃れるための嘘をはじめとして、

相手を思いやる嘘や社交辞令を学習していきます。

 

嘘を見抜くことは、

自分を傷つける危険性をはらんでいます。

それでも、

なぜ嘘をつかなければならなかったのか?

相手の思いを推測し続けることが、

メンタリストには必要な鍛錬だと思います。

  

「嘘」を見抜く手がかり

ただし、人が嘘を見抜く能力というのは、

素人だけでなく警察官でも50%程度

まったく高いとは言えません。

 

よく、まばたきが増えたから嘘だ!

と断定することがありますが、

ひとつの手がかりでは、正確な判断はできません。

では、何を総合的に見ていけば

より正確な判断に近づけるのでしょうか?

 

ボディランゲージを読み取る

手がかりはいくつかあります。

・嘘をつくと手を隠そうとする

・顔や口元に触れる

・目を逸らす

 ※嘘に慣れている人や女性の場合、

  目をじっと見ます

・体を小さく見せる or 反らす

・足元が話し相手を向いていない 

といったものが

「嘘」に関係するボディランゲージです。

これらが同時にいくつか見られた場合に、

「嘘」である確率が高くなります。

 

最後に

嘘をつくことは手本がいますが、

嘘を見抜くことに関しては、

手本を探すのは難しいです。

人との会話の中で「嘘を見抜く術」を実践し、

自分なりに学んでいく必要がありそうです。

さらに上級編として、

ブラフを使った見抜き方もあるので、

興味のある方はこちらも研究してみては?