手を観察してみよう!
仕事上、人の手に触れる機会は多いのですが、
人の手には
「どんなことをしてきたか」
がわかる手がかりがあります。
今回は、一般に言われている手相ではなく、
長年その作業を続けることでできる「マメ」について、
まとめていきます。
手を観察してみよう!
なかなか人の手をまじまじと見る機会はないかもしれませんが、
実際見てみると面白いもので、
手の大きさ、指の長さ、
手のひらの肉厚さ・筋肉の硬さ、肌荒れ、マメのできる位置
それぞれ違った様子を見せます。
特に「マメ」の位置は、特有なものがいくつかあります。
野球選手
バッドを握るため、小指側に大きな力がかかります。
その結果、中指~小指(第Ⅲ~Ⅴ)の付け根、
手のひらの小指側に「マメ」ができます。
剣道
竹刀を握りますが、バットと異なり、右手はそこまで強く握らないため
左手の小指(第Ⅴ指)の付け根、手のひら中央にできやすいです。
ゴルフ
ゴルフパッドを握るとき、
左手の親指と人差し指の間から握りこみます。
そのため、親指(第Ⅰ指)と
~人差し指(第Ⅱ指)の間あたりにできやすいです。
卓球(右利きの場合)
右手でラケットを持ち、そこまで強く握りこんでいるわけではありません。
左手にはマメの形跡がなく、右手のラケットを支えている部分
中指・薬指(第Ⅲ~Ⅳ指)の付け根にできやすいです。
とここまで、スポーツの紹介でしたが、
結局、できる場所に個人差はあります。
ただ、マメのあるなしだけでも、
どんなスポーツ経験があるかの予想位はできます。
次は、静的活動のマメです。
ギター
左手で弦を押さえるので、
人差し指~小指(第Ⅱ~Ⅴ指)にかけての指先に「マメ」ができます。
特徴的なので、すぐにわかります。
ペン
書き物を長くしたときに、ペンダコができる人がいます。
中指(第Ⅲ指)の親指側の側面にできやすいです。
最後に
今回は、「マメ」のみに重点を当てましたが、
他の要素から観察できることと総合して考えると
面白いと思います。
手相もよく使われますが、こういう話題をキッカケに、
相手に触れることで、コミュニケーションを図るというのもありですかね?