メンタリストノート ~メンタリズムを学ぶ~

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

新海誠作品 『言の葉の庭』 登場人物にみる心の動き

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8月26日公開直前!

君の名は。』の作者、

新海誠さんの2013年の作品

言の葉の庭

繊細な感じの作品で、

2人の想いが交錯する。

その登場人物が私たちに伝える

人の心の動きを考えてみました。

 

[:contents] 

 

言の葉の庭

ストーリー

靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。

 公式HPより引用

 2人が初めて出会ったとき、

鳴る神の 少し響みて(とよみて) さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ

訳)

雷が少し轟き、曇ってきて、雨でも降らないかしら。あなたを引きとめられるのに。

という短歌を詠みますが、

朝起きるたびに雨を望む

2人のことを表しているようです。

まぁ、返し歌も重要なポイントではあるのですが。

是非、本編を見てみてくださいね!

 

 

では、2人のどんな心の動きに

共感できるところがあるかというと・・・

この先、ネタバレも若干含みます。

 

登場人物

高校生・秋月孝雄

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「靴職人を目指し、周りからは無謀だと言われる」

人には言えない大きな夢を抱いているけど、

周りからはあまり理解されない事もある

それでも、応援してくれる人は少なからずいて、

強さにつながっている。

 

靴職人だけではなく、

その人それぞれ、大きな夢みたいなものがあるはず。

 

 

「目を開く瞬間、気づけば雨を祈っている」

最初のうちは、

変わった人だと思っていたけれど、

関わっていく中で、

だんだん心が引かれていって、

「会いたい」という気持ちが募っていく。

  

お互いのことに興味を持ち、

会う回数を重ねれば、

心の距離が近くなっていくのは自然の事です。

 

先生・雪野百香

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「今までありがとう」で孝雄が去る

(終盤・家でのワンシーン)

傷つけるつもりはなかったのに、

立場上そうせざるをえなかったのか、

口にした一言がきっかけで、

大事にしていた関係が失われそうになる

 

人との関係を築くのは大変ですが、

崩れるのは一瞬でもろいものです。

だから、

本当にわかりあいたいのなら、

相手に伝わる言葉で話さないと

ダメなんですよねぇ・・・

 

孝雄の声を振り返るあたりのシーン

 (終盤)

失いかけてようやっと

自分が大切にしていて事に気が付く。

そのまま立ち止まっているのか、

踏み出すのか、

あと一歩踏み出す勇気があればいいことは

自分ではわかっている。

  

お互い思っているはずなのに、

どこかですれ違いをしてしまって、

想いを吐き出していいのか悪いのか

という葛藤が描かれている部分ですが、

こういう葛藤を乗り越えて、

人は強くなっていくんですよね。

 

最後に

作品自体45分程度なので、

あっというまですが、

「切なさ」や「もどかしさ」

「一歩踏み出す勇気」など

考えさせられる作品でした。

 

きっと、見る人それぞれ

心に刺さる部分は違うと思いますので、

是非、見て感じてください。

小説版では、

劇場版にない詳細な部分も描かれているようです。

 

こんないい作品を作る

新海誠さんの『君の名は。』は

公開前からとても話題となっており、

期待大です。