相手の性格を言い当てて信頼を得る方法 ~コールドリーディングの技術~
相手の性格を言い当てて信頼を得る戦略
これまで、
でコールドリーディングという技術を紹介しました。
今回は、具体的に性格や思っていることを言い当てることで、
信頼を得る方法を紹介していきます。
虹色の戦略
相手の性格を当てるときに使う方法です。
人の性格というのは、
固定されたものではなく、
周囲の環境に影響を受けます。
その特性を利用して、
相手の外見などからわかる性格傾向を指摘する
その直後、対極にある性格傾向があるのでは?
と伝えます。
例えば、
あなたは外に出て活発的に活動することが多いですが、
時として家庭的な一面もありますね?
とか、
あなたは普段、寡黙な面があり、
周囲の人からも落ち着いていると思われています。
しかし、状況によっては、社交的に振舞うこともできます。
など
常に寡黙な人もいないし、常に社交的な人というのはいません。
誰にでもON‐OFFはあるものです。
これをしっかりと構成するためには、
対義語を知っておく必要があるようです。
そして、この対義語を
「時として」「状況が許せば」「こういうところでは」
という言葉で繋いでいきます。
隣の家の芝生
自分の家の芝生と隣の家の芝生を比べると、
隣の芝生のほうが奇麗に見えます。
この効果を狙った戦略があります。
「現在の状況」と「自分の選択しなかった生き方への未練」
を伝えるという方法です。
例えば、
あなたはこれまで、家庭を顧みずに働いてきたことで、
今の地位を築き上げてきました。
しかし、予想していたほどに満たされていないのも事実です。
時には、家庭の中でゆっくりと時間を過ごし、
趣味の時間にしっかりと打ち込む時間がほしい
と思うことがあるのではありませんか?
もしこんな風に当てはまることが言われたなら、
この人ならわかってくれるかも?
と思わせることができるかもしれませんね。
最後に
こういったコールドリーディングを行う際には、
相手が聞きたい事₍心に秘めていると思われること₎
をこっちが「分かっていますよ」
という姿勢で関わることで、信頼を得ることができます。
これがなければ、相手も「だから?」
で終わってしまいかねませんので注意が必要です。
性格分析をより詳細にするのであれば、
この著書がよさそうです。
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これで性格傾向の5因子であるBIG5を勉強できます。