おそ松さんはなぜ赤い服なのか? ~色彩の秘密に迫る
最近、ネットでニュースをみていると、
「おそ松さん」の話題を見ない日はないですね。
おそ松くんの時代では、
白黒で見分けがつきませんでしたが、
今作になって、六つ子それぞれに色が与えられ、
個性も際立っています。
今回はこの六つ子にフォーカスし、
なぜその色(個性)が与えられたのかを、
色彩心理の視点から考えていきます。
松野家六つ子の個性と色彩の関係とは?
長男坊でリーダー的な『おそ松』
赤い服を着て、戦隊もののリーダーと同じ要素があります。
赤から連想されるのは、活発・子どもっぽさです。
また、負けず嫌いで目立ちたがりやです。
「おそ松」の場合、「小学6年生のメンタルのまま成長してしまった奇跡のバカ」
一応、兄弟の統率を図ろうとする姿が見られることもあるので、
リーダーの資質もあるのでしょう。
ということなので、色彩心理どおりと考えてよいでしょう。
クールでありたい『カラ松』
青い服を着た、中二病w。
時には黒いサングラスやジャケットを着用している事もある。
青から連想されるのは、クール・冷たいという印象です。
また、行動の前に思考するタイプのため、行動に移すまでの時間が遅い。
「カラ松」の場合、クールでありたいと思うあまり、「イタイ」と思われている。
妄想癖があり、周りから気持ち悪がられる事もあるようです。
黒いジャケットやサングラスは、
弱みのある自分を強く見せたいと思う願望の表れでしょう。
唯一の常識人『チョロ松』
緑の服を着た、兄弟の中では落ち着いた性格です。
緑から連想されるのは、安定・調和という印象です。
「チョロ松」の場合、一話からその才能を発揮し、
兄弟を暴走から止めようとしていました。
しかし、緊急事態には弱く、ツッコミしかできなかったという過去があります。
また、緑を好む人は「いい人」で終わる事が多いです。
不思議な雰囲気『一松』
紫の服を着た、不思議ちゃん。
紫から連想されるのは、不思議や個性という印象です。
「一松」の場合、卑屈で何を考えているかわからない、髪はぼさぼさ
というように、一致しています。
また、卑屈になるのも理由があって、
紫を好む人は、過去に人に裏切られた経験がある可能性が高いのです。
今は見られませんが、芸術性・女性的な一面もあるのかもしれません。
元気すぎる『十四松』
黄色い服を着て、超絶マイペース。
黄色から連想されるのは、マイペース、騒がしい、想像力という印象です。
「十四松」の場合、どぶの中を泳いだり、兄弟をバットにしたり、
まさに当てはまっています。
また、黄色は子どもが最も好む色で、憎めない色でもあります。
女子力高い『トド松』
ピンクの服を着た、女子っぽい男子。
ピンクから連想されるのは、かわいい・健康的・甘え上手という印象です。
「トド松」の場合、女子力が高く、あざと可愛く、世渡り上手ですね。
また、ピンクを好む人はどこにでも出会いを求める傾向がありますので、
いつも隣に女子の影があるのも頷けます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ほぼ性格特性と、色彩心理とが一致している事がわかりましたね。
他のアニメでも、登場人物にどんな色が使われているのか見てみると
面白いかもしれません。
また、色は使いようで、こうなりたいと思う色を用いる事で、
自分の行動が変わるという効果もありますので、
興味のある方はこちらをどうぞ
調べていたらおそ松さん特集がありました