話し上手だと思われる技術とは?
話し上手になるためには、様々な知識を得る必要があると思われがちです。
たしかに、最低限の知識や自分を表現するための材料は必要です。
しかし、話し上手だと相手に思わせるためには、それだけでは不十分です。
では、いったいどうすればよいのでしょうか?
メンタリストのラポール形成術の観点から方法を探っていきます。
話し上手と思われる2つの技術
メンタリストのDaiGoさんは「話し上手は饒舌な事ではない」と言っていました。
本来、人は自分に興味を持ってもらいたいという欲求があるようで、
「自分の話を聞いてくれた→話し上手だという印象を持つ」
つまり、”話し上手”は”聞き上手”だと言う事です。
しかし、聞き上手と言っても、「何をどう聞いていけばいいの?」と思いますよね?
そんなときに役立つツールは、
バックトラッキング+5W1H
プライベートな話題に持ち込む
という2つの方法です。
バックトラッキング+5W1H
バックトラッキングというのは、オウム返しです。
つまり、言われた事をそのまま相手に返すということです。
これによって、相手の話を聞いているという事は伝わります。
しかし、これだけでは話は発展しません。
そこで、オウム返しに加えて、質問をくっつけます。
その質問が5W1Hです。
この5W1Hは
What、Who、When、Where、Why、How
なにを、だれが、いつ、どこで、なぜ、どのように
というもので、オウム返しに一つ質問をくっつけてみます。
そうすると、徐々に話題の深いところへ導く事ができます。
あとは、相手からどんどん情報を引き出せれば、話題も展開しますし、
「なんて話し上手なんだろう!」という印象を植え付けることができます。
プライベートな話題を引き出す
さて、ここまでは話題を深める技術について紹介しましたが、
ここからは、より信頼できる相手だと思わせる技術について紹介します。
仕事に関する話題とプライベートな話題は種類が全く違います。
プライベートな話は信頼できる相手にリラックスした状態で話しますよね。
これを利用します。
「認知的不協和の解消」といって、
プライベートな話をしたのは相手を信頼しているから
と合理化させるわけです。
その結果、相手から情報を引き出しやすくなります。
話題のきっかけ作りに関しては、
相手との共通点を見つける方法や3ポイントプロフィールを用いると良いでしょう。
あとは、相手に質問をしてプライベートな話題を引き出していきましょう。
これを実践すれば、あなたも”話し上手=聞き上手”になれるはず!
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