メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

言葉かけ一つでお願い聞いてもらう方法 ~ダブルバインド~

メンタリストに必要なスキルである

暗示誘導

そのなかでも、言葉かけ1つで、

相手を誘導できる方法を2つまとめます。

 

ダブルバインド

以前、メンタリストの眉村神也さんが

Twitterでこんなことをつぶやいていました。

 

では、”心理学的なダブルバインド”と

”メンタリスト的なダブルバインド”は

どう違うのか考えてみたいと思います。

 

心理学的なダブルバインド

相反することを相手に言って混乱させる

混乱させられた相手は、

安心できる選択肢に飛び付いてしまう。

twitterの画像から判断すると、混乱法を誘う、

いい面と悪い面の提示というところでしょうか? 

そういえば、メンタリストのDaiGoさんも心理戦で

「たっぷり悩んで良いですよ」「悩むと顔に出やすくなります」

と相手を混乱させていましたね。

 

メンタリスト的なダブルバインド

「~しませんか?」と一方だけの提示では、

「するorしない」の判断をします。

「AかBどっちにしますか?」と2つ提示すると、

「するかorしない」の判断する前に、

「AとBどちらにするか」の判断をせまっています。

このAとBの選択肢は同程度のものでも良いですが、

「本来やってほしいもの」と「ちょっと大変なもの」を

提示することで、「どっちがいいだろう?」

「こっちのほうが楽かなぁ?」と

相手には自分で選択したように思わせることができます。

 

これを日常に応用すると、

例)旦那に家事を手伝ってもらいたい場合

いつものように「ちょっとー、お風呂掃除してー」

と相手にお願いするよりも、

「ちょっとー、お風呂掃除するか食器洗いどっちやる?」

と聞かれたほうが、旦那さんが動く可能性が高くなります。

これは家事をする事を前提として、どちらをやるか選択させる

という、催眠療法の前提という話術がこれに当たります。

 

いかがでしたでしょうか?

言葉かけの方法を変えるだけで、お願いが通るようになるかもしれません。

心理学的なダブルバインドとメンタリスト的なダブルバインド

もしこの分類であっているのであれば、

どちらもメンタリズムで用いられる技術なんですね。

実例 図解版 メンタリストDaiGoの相手を意のままに操る「話し方」入門

実例 図解版 メンタリストDaiGoの相手を意のままに操る「話し方」入門