言葉かけ一つでお願い聞いてもらう方法 ~ダブルバインド~
メンタリストに必要なスキルである
暗示誘導
そのなかでも、言葉かけ1つで、
相手を誘導できる方法を2つまとめます。
ダブルバインド
以前、メンタリストの眉村神也さんが
Twitterでこんなことをつぶやいていました。
心理学で言うダブルバインドと、メンタリズムで言う詐欺テクのダブルバインドはネーミングは一緒でも中身が違うよって実例。 https://t.co/jufsGaS8r5
— 眉村神也 (@mayumurajinya) 2016, 2月 1
では、”心理学的なダブルバインド”と
”メンタリスト的なダブルバインド”は
どう違うのか考えてみたいと思います。
心理学的なダブルバインド
相反することを相手に言って混乱させる
混乱させられた相手は、
安心できる選択肢に飛び付いてしまう。
twitterの画像から判断すると、混乱法を誘う、
いい面と悪い面の提示というところでしょうか?
そういえば、メンタリストのDaiGoさんも心理戦で
「たっぷり悩んで良いですよ」「悩むと顔に出やすくなります」
と相手を混乱させていましたね。
メンタリスト的なダブルバインド
「~しませんか?」と一方だけの提示では、
「するorしない」の判断をします。
「AかBどっちにしますか?」と2つ提示すると、
「するかorしない」の判断する前に、
「AとBどちらにするか」の判断をせまっています。
このAとBの選択肢は同程度のものでも良いですが、
「本来やってほしいもの」と「ちょっと大変なもの」を
提示することで、「どっちがいいだろう?」
「こっちのほうが楽かなぁ?」と
相手には自分で選択したように思わせることができます。
これを日常に応用すると、
例)旦那に家事を手伝ってもらいたい場合
いつものように「ちょっとー、お風呂掃除してー」
と相手にお願いするよりも、
「ちょっとー、お風呂掃除するか食器洗いどっちやる?」
と聞かれたほうが、旦那さんが動く可能性が高くなります。
これは家事をする事を前提として、どちらをやるか選択させる
という、催眠療法の前提という話術がこれに当たります。
いかがでしたでしょうか?
言葉かけの方法を変えるだけで、お願いが通るようになるかもしれません。
もしこの分類であっているのであれば、
どちらもメンタリズムで用いられる技術なんですね。
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