メンタリズムの考察

メンタリストDaiGoさんのおすすめ本や講義からメンタリズム・心理学や様々な科学を学び、ビジネスや子育て等に活かしていこうというブログです

空虚な笑いから変えて、あえて大笑いしてみよう!

ドラえもんフェイスクッション(大笑い)

今年もあと少しで終わり。特番が多くなってお笑い番組には、「ガキ使の笑ってはいけない名探偵」「FNSお笑い祭」「アメトーーク」などなど、仕事で忙しい方もいるかもしれませんが見ると言う方も多いのではないでしょうか?

今回は「笑い」に関わる心理学的効果嘘の笑いなどについてまとめていきます。メンタリストDaiGoさんのニコ生の内容も多少含まれております。まず初めは、笑うことで人にどういう影響があるのかをまとめます。

 

笑うことで、幸福度がアップ

無理にでも大笑いしたときの方が同じもの(実験の時には漫画でした)を見た場合に楽しいと感じる度合いが高いことがわかっています。また、TVでよく笑い声が入っている場合がありますが、それは感情の感染を引き起こし、笑いを誘っているのです。なにもないときよりも笑いの閾値下がっていませんか?

 

笑顔での対応で印象が変わる

これは、なんとなく皆さんわかっているかも知れませんが、笑顔の方が好印象ですよね。更に踏み込むと、笑顔でいた方が、声のかけられやすさや接客時のチップの額が上がる(女性に関しては)ことがわかっています。

 

笑うことで免疫機能が上がる

がんになった人が、よく楽しんで生活していたら、病気の進行が遅くなって長生きして告知よりも長生きしたという話を聞いたことがありますか?これは、笑うことでナチュラルキラー細胞が活性化された結果起きていることが一因であるようです。また、笑顔でいるとポジティブになれるので、結果的に寿命も長くなる可能性があります。

 

ここまでの話をまとめると、笑うということは、人を幸せにして、対人関係を円滑化し、免疫や寿命まで上げるという素晴らしい効果があることがわかりました。

では、次に嘘か本当かわからない笑顔を見抜く方法や男と女の笑いの違いなどをみていきます。

 

本当の笑いを示すデュシェンヌスマイル

「目が笑ってないよ」なんて言いますが、本当に笑ったときは目尻にシワが寄り、口角は上がり、やや口が開きます。これは発見した精神内科医のデュシェンヌさんにちなんで、デュシェンヌスマイルといいます。そして、このデュシェンヌスマイルは長続きしないという特徴があります。つまり、一般的には数秒以上続く笑いは作り笑いである可能性が高いのです。また、左右非対称の笑いをする場合にも、本心を隠している可能性があるため注意が必要です。

 

男と女の笑いの違い

男は残念なことにずっと笑顔でいるとヘラヘラしている、下心があると見なされてしまいます。自然に出る笑顔は信頼感を与えるようです。また、会社にいる男性の上司を見てみると、他人をけなしたり、話題に上げることで、自分を犠牲にすることなく笑いをとろうとする特徴があります。

一方で、女性はずっと笑顔でいても、可愛らしいなどと好印象を持たれる場合が多いです。女優さんなど見ていると、ずっと笑顔を作っている場面がありますが、さすがお仕事ですね。また、女子会などで、自虐ネタで笑いをとろうとします。他人を傷つけたくない気持ちもあるのでしょうが、対応に困ることもありますよね。

 

最後に、スマイルトレーニングを紹介

・朝、鏡の前に立ち、割り箸や歯ブラシなどを奥歯までしっかりとくわえて、口角が上がった状態を作る。

as ifの法則を用いて、楽しそうに振る舞う。

こうすることで、脳が勘違いを起こし、気分が高揚します。楽しいと物事を楽観的に捉えることもできるようになるため、結果的に行動を起こしやすくなるというメリットがあります。朝の貴重な時間でなくも、昼休み中などでも場所さえ確保できればいつでも実践できますので、是非やってみてください。

 

以上、「笑い」についてまとめてみましたが、落ち込んだり、迷っている時こそ、笑顔になった方がメリットが沢山あり、問題解決できるかもしれませんね。

 

 

 

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