観察ポイント 服装
人の心理を探りたいと思った時に、
外見的に表れている部分に頼ることが多いです。
今回は、その中の一つ
「服装」の観察ポイントを押さえておきましょう。
観察ポイント 服装
おさらい
今までにも、「服装」の観察について取り上げてきましたが、
「服装」=相手にどう見られたいか?
ということに結びついていきます。
これまでにも「服装」に関しては、
どういった目線で服を購入するのか?
その心理とは?
psychologicaleffect.hatenablog.com
○○ファッションをするということは、
周囲の人からどう見られたいのか?
psychologicaleffect.hatenablog.com
ということも取り上げてきたので、
気になる方は上記リンクをクリックしてください!
ポイント① オシャレ? or 気にしない?
流行のアイテムを身に着けたり、
オシャレに気を遣っているなという人は、
他人の目を気にするタイプであるといえます。
一方で、
ヨレヨレになったTシャツや
汚れのついたスニーカーなど
あまりオシャレを気にしないタイプの人は、
外見ではなく中身で勝負だ!と考えている人や
良いもの着たって何かが変わるわけではないという
一種のあきらめを抱えている場合もあります。
ポイント② シンプル? or 奇抜?
ノームコアと言って、
シンプルさこそがオシャレだという考え方があります。
黒のジャケットとパンツに白シャツのように
奇抜さを除いたモノトーン基調の人というのは、
スタイリッシュだと思われたい傾向があります。
実際、着るものがシンプルということは、
スティーブ・ジョブスのスタイルが代表的ですが、
誠実、効率的で仕事ができる人とも言えます。
奇抜さは程度の問題がありますが、
一色を脱ノームコアのアクセントとして用いる場合であれば、
自分らしさを出したいという意識の表れです。
その使われている色によって、
相手がどんな考え方をする人なのか読み解くヒントになります。
もしも、柄物が多数使用されていたり、
一色全身コーデといった場合は、
自分らしさを前面に出している
かなり個性的な一面があるといえます。
周囲の人の意見を聞き入れない頑なさ、
自分という芯をしっかり持っている人です。
ポイント③ アクセントとして使われている色は?
服装に使われている色が自己主張の表れで、
周囲の人からどのように見られたいのかを
知る手掛かりになります。
ここでは、よく売られている色を取り上げます。
赤:活動的で目立ちたい、負けず嫌い
青:冷静、物事に慎重な面があるけどストイック
黄:活発で、新しいことが好き、親しくなりたい
緑:安定が大事、癒しを求めている、自然志向
茶:堅実さ、品質の良さを重視、自然志向
といった一面があると考えられています。
詳細は色彩心理学へ!
最後に
「服装」には、
相手のことを理解するための情報が
ヒントとしてちりばめられています。
そして、もう一つ重要なことは、
「普段着」と「オシャレ着」の差です。
普段の格好とデートの格好は違いますが、
相手にどう見られたいかが反映されやすいのは、
オシャレ着なのは間違いありません。